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心を広く

患者に対して気をつける点

昨今うつ病への理解を深める取り組みがなされています。治療のために頑張れと言わないこと、相手の悩みを否定しないことなどの注意点がよく知られていますが、その他にも気をつけるべきことがあります。 まず気をつけたいのは仕事のスピードの遅さや、待ち合わせ時間の遅刻を責めないことです。うつ病はひどい場合は倦怠感が激しく起き上がっているのもやっとの状態です。それなのに健常者と同じような仕事の速さやクオリティを求めるのは酷です。 また患者は日常の生活を送るのも辛く、ゴミ出しや掃除、時には電気を点灯させることもしんどいものです。少しの遅刻は大目に見てあげることが治療につながります。 メールの返事を催促したり、SNSの更新を期待したりするようなことも気をつけるべきです。

うつ病の治療について知っておきたい知識

うつ病の治療には通院と服薬の他に、周囲のサポートも欠かせません。なぜなら周囲の言動で体調が良くもなり悪くもなるからです。 受験、就活、結婚などの深刻な人生問題に触れるときは慎重に対応してください。しかし本人がかえってそれらの話題を求める場合や、挑戦しようと思っている場合は積極的に支援してあげてください。本人の気持ちを明るくさせることが治療につながります。 症状が悪化すると外出できなくなることもあります。買い出しやゴミ出し、ペットの散歩や炊事、洗濯を代行したり、心療内科への受診へ付き添ってあげたりしてあげてください。 面倒かもしれませんが、それくらいのサポートがないとうつ病は深刻化する恐れもあります。 自治体によっては精神障害者へのサポートを行うサービスがあるのでチェックしておくと良いでしょう。