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治療を継続

うつ病の治療の経過とは

うつ病になり始めの時期を急性期といいます。 急性期とは、患者さんが最も身体的そして精神的な症状を感じている時期です。身体的な症状としては不眠や食欲の低下、朝起きることができなくなる、日常生活が送ることができなくなるなどです。精神的な症状としては、イライラ感や気分が落ち込む、何をしていても悲しい、生きているのが辛いと感じてしまうことをいいます。 この状態のときは大変患者さんにとって辛く、一刻も早くうつ病の治療をすることが大切です。 この時期の治療としては、体とこころの休養と抗うつ剤を用いた薬物療法を行います。薬を内服していても症状がよくなったり悪くなったりすることがあります。しかし、それは良くなるためのステップだと理解し、治療を継続していくことが大変重要になります。

回復期に重要なこととは

うつ病の急性期を乗り越えたあとは、回復期がやってきます。回復期とは、身体的・精神的な症状がやわらぎ、徐々に今までの日常生活を送ることができるようになる時期です。回復期で最も大切なことは「あせらない」ことです。治療により症状が緩和していくことで、早く社会復帰したいという気持ちが大きくなります。ポジティブな考えをすることは良いことですが、無理は大変禁物です。徐々に自分の生活のペースを取り戻してゆっくりと社会復帰をしていきましょう。また、うつ病になった原因を把握しておくことも重要です。どのようなことが自分にとってストレスであったのか、無理をしすぎていなかっただろうかと周りの家族や医療者と相談をし、再発をしないようにうつ病を克服していきましょう。