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必要性の有無

うつ病に治療は必要あるのか

うつ病を発症してしまう方は以前に比べて格段に増え、その症状にも変化が生じています。うつ病であることを公言する新型うつ病の増加も相まって、うつ病に対する社会の認識も随分変わってきました。 定型うつと呼ばれるうつ病の患者さんが、うつ病であることを否定し、認めようとしない、治療を拒否するなどの行動をとりますが、新型うつの患者さんは逆に薬に依存し、うつから抜け出せないという悪循環に陥ることもあります。 本来うつ病は全く治療しない場合でも時間が解決すると言われています。 うつ病の患者さんのうち20%は数か月で症状が激減し、およそ3か月で回復する率が最も高いと言われています。 半年の治療で約50%の人が回復しますが、この時投薬治療を受けていない人の予後は非常によく、発症前と変わらない生活に戻ることができます。

投薬の有無で予後が変わる

うつ病の治療で投薬治療を受けた場合、再発率が非常に高くなることが知られています。 およそ80%が人生で一回以上の再発を経験し、平均4回の再発があるそうです。 そのうち15%ほどは再発を繰り返します。 この再発率は繰り返すほどに次の再発率が高くなります。一度再発した場合次に再発する可能性は50%、次は75%、次は90%という具合です。 このため投薬による治療には慎重な判断が必要です。 うつの症状が軽微なものについては投薬を急がず、カウンセリングや運動療法を取り入れることもお勧めします。 時間とともに精神状態が落ち着き、ストレス原因が取り除かれ、回復する可能性が高いからです。 まずはリラックスして十分な休息をとるところから始めてみましょう。